August 14, 2006

柴又 SHIBAMATA 2006/07/22

2006年7月22日 土曜日 またしても曇り時々うっすら晴れ
第5回 東京観光写真倶楽部撮影会 柴又編

こんにちは。東京観光写真倶楽部事務局の桜庭です!
7月22日に柴又で行われた
東京観光写真倶楽部の撮影会のレポートを担当します!

7月のこの時期まで梅雨が続く異常気象の中、
またしても奇跡的に、たまに陽が差し込む最高の天気となりました。
今回は先月に行われた浅草から間髪いれずに、下町柴又での撮影です。

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●菅原部長セレクトによる部員たちの写真はこちらから!
●各部員による自選写真はこちらです。
●当日のスナップ写真はこちらです。

(▼こちらは部長セレクト写真)

集合はいつもと同じ9時、場所は柴又駅。
改札を抜けると、さっそく寅さんの銅像が私たちを迎えてくれました。
しか~し、柴又は意外と電車の便が悪いということが発覚し、
集まりが悪い悪い・・・。

電車が来るたびに「来たかな?来たかな?」と
ハラハラ、ワサワサすることになってしまいました。
すると、菅原部長が寅さんの銅像に愛機LEICAをぶら下げたことから、
「寅さん&菅原部長with LEICA」のプチ撮影会に突入。
ちょっとゆるいモデル撮影会倶楽部のような状態に。
結局、集合から30分押しでようやく事務局の岡本さんの挨拶へとこぎつけました。
そして今回初めて参加して下さった方が7名いらっしゃたので、
前回同様自己紹介もして頂きました。
合計24名(うち遅刻者2名 今度は菅原部長の話を聞きましょうね!)
の部員さんが集合し、
いよいよ恒例の菅原部長からの一言です。

「柴又はみんなも知っているように寅さんの街、つまり映画の街です。
映画は人が登場することにより、ドラマが生まれます。
ですから今回は人を意識して、映画の気分で撮影してみましょう。
そしてもし他の部員さんが撮影しているところに遭遇した時は
それも含めて撮ってみて下さい」

そうです。今回は人を意識して撮影するのです!! そして、
初の試みとして部員さんを見つけたら激写?してみるのです。
緊張するけど、少しワクワク・・・。

菅原部長の話が終わると、寅さんと一緒にこれまた恒例の集合写真を撮り、
さあ、撮影開始です!!
柴又は小さい街ということもあり、帝釈天まではみんなで
ゾロゾロ動くことになります。
するとさっそくだんご屋さんに入ってる人を発見。
もちろん撮影させてもらいました。
撮影していれば、誰かに撮られ、誰かが撮影していればそれを撮る・・・。
これを繰り返しているうちに、初めての部員さんとも
かなりうちとけることができました。

解散して10分ぐらい経ったでしょうか、
帝釈天参道をモクモクと撮影していると、
どこからか声が聞こえてきました。
「写真撮ってもいいですか?」
声のする方を見ると、
部員さんがお店の人や観光客に声をかけてるのです!
わぁ~すごい。モジモジしてる場合ではない。声をかけなきゃ!!
私は人に声をかけて撮影をしたことが無かったので、
すっごいドキドキしましたが、撮影しているうちに、
菅原部長が言っていた
「寅さんの街、映画の街=人・人情の街=柴又」が
どんどんリンクしてきて、楽しくなってきました。
たぶん部員さんたちもそんな気分だったのではないでしょうか?

そんなコミュニケーションを取りつつも、
次第に部員さん達はばらけて行きました。
それでも、撮影している間にたまに部員さんと遭遇し、
様々な情報交換ができました。
あの人は寅さん美術館へ行ったけど、
入口が分からなくてうろうろしている、
あの人は柴又七福神回りに必死になってる。
矢切の渡しは川の水位が高くて、やってない、
江戸川の土手で緒川○×さんが撮影していた・・・・などなど。

それぞれが様々な3時間を柴又で過ごした後は
12時に帝釈天で集合となりました。
ほとんどの人が早く集合していて、
あそこが楽しかった、ここへ行ったなど、
撮影が終わった後も少し興奮気味に情報交換。
そんな中、12時の帝釈天の鐘がゴーン、ゴーンと鳴り始めると、
さすが写真倶楽部!
半分ぐらいの部員さんが鐘を鳴らしているところへ、
カメラ片手に一目散と走って行きます。俊敏な行動に感心していると、
そんな横ではラムネをおいしく飲んでる人もいます。

”鐘撮影隊”が戻ったところで、帝釈天二天門前で集合写真を撮影し、
解散となりました。
その後はうなぎを食べに行く人、一杯ひっかけに行く人、
だんごをお土産に買って行く人・・・
カメラを首から引っ搔けて、
撮影と同様に各自の楽しみ方で帰って行かれました。

今回の柴又は菅原部長の具体的なお題があったこともあり、
「何を撮っていいか分からない」と悩んだ方が少なかったように思います。
みんな純粋に楽しんで撮影されていたように感じました。
(私がそうでした!)
写真が好きな人、観光をしたい人、そんな人たちがそれぞれの方法で
写真を楽しむこと、そして、それによって生まれた個々の”柴又”が、
集結されひとつの”柴又”になる。
あ~これこそ「東京観光写真倶楽部」の醍醐味だと再認識できました。
今回は部員さんの個性に触れる機会をもてたことが
大きかったかもしれません。

柴又撮影会参加の皆さんお疲れ様でした。
そして次の撮影会でもまた楽しみましょうね!