023-【東京諸島】三宅島: 2009年8月アーカイブ

東京諸島 三宅島 TOKYO ISLANDS "MIYAKEJIMA"2009/3/27〜3/29

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2009年3月27日(金)〜3月29日(日)
第23回 東京観光写真倶楽部撮影会 特別編 東京諸島「三宅島」編

こんにちは。東京観光写真倶楽部事務局の岡本です。
3月末に三宅島で行われた、倶楽部初の泊まりがけ撮影会。
今回のレポートはリレー方式で行ってみたいと思います。

まずは企画・運営を担当してくださった小森さんからのスタートです!


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こんにちは。部員の小森です。
3月27日〜29日、特別編として行われた三宅島撮影会のレポートを担当します!

この撮影会が行われる前に、色々な出来事がありました。
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。


撮影会の打合わせの際、
部長「ツアー組もうか?」
事務局「ツアーはありません。。。情報がかなり少ないです。。。」
私「では、三宅島観光協会さんに連絡を取ってみます!」
ということで、三宅島撮影会にむかって動き始めました。

私「三宅島観光協会さんですか?東京観光写真倶楽部と申しますが、3/27〜3/29に撮影会でお邪魔したいのですが、あまりに情報が少なくて、どうしたらよいか電話をしました。」
横山氏「観光協会の事務局長をやっている横山です。よろしければ私にお任せください。で、移動手段は予約されましたか?宿は?」
私「ほとんどの部員は飛行機で移動します。総勢20〜25名です。宿は横山さんにお任せします。」
横山氏「わかりました。宿の案内と島内観光資料を送ります。」
私「無理かもしれませんが、雄山に入山できるのですか?」
横山氏「なんとか方法を考えます。」

ここまではなんてことないやりとりで、情報が少ない分「楽しみだなー!」なんて思っていた浅はかな私がおりました。


しかし、統計マニアの古橋さんが情報収集をして大変な事に気付きます。
(1)飛行機は風向きにより年間約半分が欠航。
(2)船(東海汽船)も条件付きの出港が多く、島を目前にしながら18時間かけて東京に戻った。
など、同じ東京都とは思えない、近くて遠い島なのです。

発起人として、この企画をまかされた以上は!なんて意気込んでいましたが、
先週は一度も飛行機が飛んでない。。。船も半分しか到着していない。。。
撮影日が近づくたびに胃が痛くなる思いでした。
その度になんとなく頼りになりそうな印象を受けた横山さんに電話をしては励ましていただきました。(笑)

事務局さんは「三宅島撮影会のしおり」を作成してくださり、大変助かりました。

pic1.png


■3/26日(木)
そして出発日前日。
仕事なんて手に付きません。
明日の出発時に飛行機が飛ぶかどうかの情報収集。
横山さんと連絡をとったり、古橋さんと連絡をとったり、事務局の岡本さんと連絡とったり・・・
結果、飛ばない予測をたて、26日夜発の東海汽船に切り替え、竹芝桟橋に乗り込みました。
このとき、岡本さん、古橋さん、水原さん、中井さん、中山さん、中尾さんと合流。
ここぞとばかり、やはり「条件付き出港」となりました。
古橋さんと、「どうせ引き返されるなら、キャンセル料もかからないし、特2等船室にアップグレードしましょ」と素早くチェンジ。
そして23:00に出港。
6時間の船旅の始まりです。(すんなり到着すればの話ですが・・・)
東京湾の夜景をデッキで眺め、三宅島に向かいます。
shuppatsu.jpg


やはり、条件付きという事もあり、船はとても揺れました。
波が船体に当たる音、船体がきしむような音、不安が高まる要素ばかり。。。


■3/27(金)
うとうとした程度で、船内アナウンス。
「あと15分ほどで、三宅島に条件付きで到着します。」
(着岸できなければ、次の島に行くということ。)

部員さんたちと集合し、到着のアナウンスを待ちます。
当然ですが、五分五分の確率で乗り込んだ船ですから落ち着きません。

そして次のアナウンス。
「ただ今三宅島伊ヶ谷港に到着いたしました。お忘れ物のないようにお願いいたします。」
(伊ヶ谷港は一番マイナーな港でごく稀にしか寄港しない。)

私達「バンザーイ!!!!!!」
こんなにハラハラした移動は初めてだったので、その喜びといったら言葉にできません。
時間は5:00AM
touchaku.jpg

igaya.jpg

そして、横山さんが待っているとの事だったので、早速電話をしてみます。
私「(興奮しながら)横山さん、無事に到着する事が出来ました!」
横山氏「どちらの港ですか?」
私「伊ヶ谷港です。」
横山氏「珍しいですね。今すぐに向かいます。」
私「朝早いので結構ですよ。」
横山氏「じゃ、朝食時に「かまかわ」(民宿)さんに挨拶に伺います」

そして一同は、コスモレンタカーの送迎車に乗り込み、少し遠回りしてレンタカーのピックアップに向かいました。
その道中の朝の光が美しいこと!!!
後日談で、古橋さんが「あの朝の光を撮れなかった自分に後悔。。。あれが今回一番の光でしたよ。。。」と。

cosmo.jpg

古橋さんの名前があがったところで、ここからのリポートは古橋さんにバトンタッチです。
古橋さん、よろしくー! 笑